講師のSheila(シーラ)です。 米国 Washington州のSeattle市から来ました。
1997年に日本へ来て、英会話学校以外、ALTとして小中学校の英語教師、幼稚園のクラス担任を経験しました。 アメリカにいる頃から日本の文化に興味があり、2001年12月に日本語能力試験一級に合格しました。 どうぞよろしくお願いします。
佐賀県唐津市で開校した、夫婦二人三脚で運営する小規模な英会話スクールです。
校名をSEATTLEとしたのは、英語講師である妻の出身地で、文化交流の架け橋にしたいとの願いからです。
生徒の目的やレベルに合った学習方法を見極めながら、授業や教材の選択を行います。
英語学習の考え方について
当校は、英語をコミュニケーションのツールとして学んで頂けるよう、授業作りを行います。
講師は英語が母国語のネーティブであり、話す言葉は、英語のモデルです。 しかし、学習者が目指す事は、ネーティブになる事ではないと思います。
英語が滑らかに口から出て来なくても、第二言語として英語を努力して使って、自分の言葉として、ネーティブや、外国の人たちと、堂々とコミュニケーションを図れるようになる事が大切と考えています。
コミュニケーションには相手がいます。 相手の話を理解し、伝える事柄を相手に理解してもらわないと、生きたコミュニケーションは成立しません。
よって、語彙も必要であり、語順や文法の勉強も大切です。 しかし、丸暗記だけで言葉を覚えても、覚えては忘れ、忘れては覚えの繰り返しに陥ってしまいがちです。
また、いざ外国人と会話しようとしても、日本語と同じようなリズムでの話し方となり、語順もデタラメとなってしまう事があります。
原因は、言葉をインプットする時間が短くて、アウトプットを急いでしまったからだと思います。
例えば赤ちゃんは、親の言葉をオウム返しにして言語を習得していきますが、最初の一言を発するまでにかなりの時間が掛かると言われています。
言葉は、親の声(音)で伝えられ、赤ちゃんはその音に意味がある事に気づいて行きます。
そして、試行錯誤を重ねながら論理的に理解し、正しい意味を言葉として相手に伝える事が出来るようになって行くそうです。
英語にも、言葉を獲得していく過程があり、言葉のインプットが非常に重要と考えます。
そしてその言葉のインプット(聴く、読む)は、出来るだけ日常や地域に根付いたものでなければならないと思います。
当校では、この唐津で自然に英語に親しめるように、授業内容を工夫し、言葉をインプットする環境作りを大切にします。